ChatGPTに頼んでも思った答えが返ってこない…プロンプトの基本3つのコツ
「ChatGPTで口コミ返信を作ったら、なんかペラペラの文章が出てきた」「ブログのたたき台を頼んだのに、当たり障りのない一般論ばかり」。そんな経験、ありませんか?AIが悪いわけでも、自分のセンスがないわけでもありません。ほとんどの場合、原因は指示の出し方(プロンプト)にあります。
プロンプトとは、AIに送る「お願いの文章」のこと。実は、ちょっとした書き方のコツで、出てくる答えの質は驚くほど変わります。今回は、サロンの現場ですぐ使える基本3つのコツに絞ってお伝えします。
そもそも、なぜ「ズレた答え」が返ってくるのか
AIは賢いけれど、こちらの状況をなにも知りません。お店の雰囲気も、お客様の年代も、これまでどんなブログを書いてきたかも、全部知らない状態でスタートします。
たとえば「口コミ返信を書いて」とだけ頼むのは、新人スタッフに「あとよろしく」とだけ伝えて帰るようなもの。誰に向けて、どんなトーンで、何を伝えたいのか。これを言わないままだと、無難でペラペラの文章が出てくるのは当然なんです。
AIへの指示は、新人スタッフに頼むつもりで書く。背景・目的・希望のトーンを伝えるだけで、出力の質は別物になります。
コツ① 役割を決めてあげる
最初の一行で「あなたは〇〇です」と役割を伝えるだけで、文章のトーンがグッと変わります。OpenAIが公開しているプロンプトのガイドでも、最初に役割を与えることは基本テクニックとして紹介されています。
「20代女性向けのカラーのブログ書いて」
「あなたは表参道の美容師さんです。20代女性のお客様向けに、春の透明感カラーを紹介するブログを書いてください」
「美容師として」「サロンオーナーとして」「カラー専門スタイリストとして」など、文脈を一行足すだけで、専門用語の使い方や語り口が変わります。
コツ② 「誰に」「どんな場面で」を伝える
同じ「カラーの提案」でも、20代と60代では響く言葉が違います。インスタ用のキャプションと、紙のメニュー表の文章でも、求められる雰囲気は別物。だから「誰に」「どこで使う」を必ず伝えます。
指示に入れたい3つの要素
- ①読み手・お客様:30代の働く女性/50代の常連様 など
- ②使う場所:Instagramの投稿/ホットペッパーのブログ/LINE配信
- ③伝えたいこと:新メニューを知ってほしい/予約につなげたい
「Instagramの投稿用に、30代女性向けに、初夏のヘッドスパを紹介する文章を書いて」と書くだけで、AIは"短め・絵文字や改行多め・親しみやすいトーン"でまとめてくれるようになります。
コツ③ 出力の形を指定する
これは意外と知られていない、でもいちばん効くコツです。「何文字で」「どういう形式で」と先に伝えておくと、出てきた文章をそのまま使える確率が一気に上がります。
| 用途 | 指定したい形 |
|---|---|
| Instagramキャプション | 120文字以内、ハッシュタグ5個つけて |
| 口コミ返信 | 200文字程度、最後にお礼の一言 |
| ブログ記事 | 800文字、見出し3つ、最後にCTA |
| LINE配信文 | 300文字以内、絵文字は2〜3個まで |
「だいたい〇文字くらい」ではなく、できるだけ具体的に。長すぎる文章を短く削るより、最初から尺を指定したほうが何倍もラクです。
3つを組み合わせると、こう変わる
最後に、3つのコツをぜんぶ入れた指示文の例を置いておきます。コピーして自分のお店用にアレンジして使ってもらえれば、それだけで十分です。
常連の40代女性のお客様に向けて、
LINE公式アカウントで配信する文章を書いてください。
内容は梅雨時期の広がり対策メニューの案内。
300文字以内、絵文字は2個まで、最後に予約のひと言を入れてください。
この一発で、かなり「使える」文章が返ってきます。あとは固有名詞や日付を入れ替えるだけ。毎回ゼロから考えるより、こうしたテンプレを1個持っておくほうが、結局いちばん速いです。
うまくいかなかったら、追加で指示を出すだけでOK。「もう少しカジュアルに」「専門用語を減らして」と続けて書けば、AIはちゃんと修正してくれます。一発で完璧を狙わないのがコツです。
よくある質問
プロンプトって毎回ちゃんと書かないとダメですか?
プロンプトを長く書きすぎてもいいですか?
同じ指示でも、毎回ちょっと違う文章が出てくるのはなぜ?
プロンプトを毎回考えるのが面倒な方へ
GlamAIサロン版には、口コミ返信・SNS投稿・LINE配信などの業務別プロンプトが最初から組み込まれています。空欄を埋めるだけで使えるので、書き方を覚える前に成果を出しやすいです。
プロンプトライブラリを見る